イギリスで暮らす日本人が、二週間目に思うこと
先週末から、英語の授業が始まりました
「主語がSで、述語がV」なんて軽くすっ飛ばして、動詞の時制を学ぶところから始まっております(!)
英語で進行形や過去完了を学ぶ日が来るとは…
日本語でだって理解できなかったというのに…
一番聞き取れないのが、クリフ先生
お手本みたいなブリティッシュイングリッシュで、授業中、何度も絶望感を味合わせてくれます
クリフ先生の不定詞の授業があまりのチンプンカンプンで、授業後、先生に訴えると、
「大丈夫だ、心配要らない。全部理解する必要はないんだ」
と、慰められました
そして、その後もまったく容赦なし!
後で録音を聞き返してみたところ、すごい回数、名前を呼ばれて、指されまくっていました(もはや日本語もなんか変)
クラスを見回してみると、たった一週間で目に見えて成長している人、ついていけずに打ちひしがられている人、あまり何も気にしていない人などいろいろです
はてさて、どうなることやら・・・
イギリスでチームワークについて考えてみた
さて、私は今、イギリスはバーミンハムに滞在しております
私が学んでいるOMのELCOというプログラムは、英語を学ぶだけではなく、チームワークを育てるという目的もあります
オランダ人のエレン、韓国人のジユン、チリ人のカルロス、スイス人のセフィーとタベア、そして私の計6名が参加しています
皆、二十代の若者たちです
ここでは、授業を担当される先生方や様々なスタッフのほかに、学生一人に対し、チューター1人とメンター1人が付いてくれ、手厚くケアされています
さて、このあいだの水曜日、チームワークについての最初の授業がありました
ドロドロになるから、ブーツやジャケットなどを用意するようにと言われ、雨の中、連れていかれたのは、車で10分ほど走ったところにある自然公園でした
まず最初のプログラムは、こうでした
先生から、テニスボールをできるだけ早く、全員の両手の平に触れさせるにはどうしたらいいか話し合うように、という指示が出されました
まず、右手から左手へと握りなおしながら、全員でボールを回していったところ、タイムは20秒ほどかかりました
そこで次の方法が話し合われました
「もっと手の平をぎゅっと一所に集めてはどうか」
やってみたところ、多少タイムは削減されたものの、大差ありません
英語が苦手なこともあり、私は黙って見ていたのですが、どう考えても最善の策には思えず、ようやくあれこれ考え始めました(←遅い)
で、
「一人がボールを持って、それをぐるっと回せばいいんじゃない?」
と言うと、
「おお!」「やってみよう!」ということになり、タイムを計ってみたら、1秒ちょっとでした
タイムを大幅に短縮できたチームの皆は大喜び
私もつられて笑顔になりました
そんなふうにして、私は、このプログラムが教えようとしているチームについて、理解しはじめたのでした
プログラムはその後も、泥の中でタイヤをひっぱったり、重い板を運んだりと、楽しく続きました
チームワークというのが、昔からどうも苦手でした
いつもなぜか自分は輪の外にいるような、そんな気がして仕方ありませんでした
自分が入れる輪はこの世には存在しない、そんな感覚を抱えながら、生きてきたように思います
そんな私が英語を学びに来たここイギリスで、改めてチームについて考えさせられることになりました
そういえば、イギリスに着いて二日目にこんな夢をみました
それは、私が祖父母宅にいる夢でした
私は幼く、祖父も祖母も健在でした
懐かしいその家はよくある昔風の日本家屋で、縁側の窓を開け放つと、心地よい風が家の中を吹き通っていくのでした
私は、何も話さなくても、そこにいてくれる祖父母の存在を身近に感じながら、のんびりと時間を過ごしていました
けれども、目覚めの時が近づき、これが夢だと気づいた私は、あわてて祖母を探し始めます
夢から覚めてしまう前に、どうしても祖母に伝えたいことがあったのです
台所に立っている祖母を見つけ、私は泣きながら祖母に抱きつきました
背丈が祖母の腰までしかない幼い私は、必死になって、何かを伝えました
祖母はそんな私を優しく見守ってくれていました
そして、目覚めました
とても心が満ち足りていました
昨年、工事が入って、祖父母宅が今は更地になっていることを思い出し、たとえ夢でも、あの家をもう一度訪れられたことを感謝しました
海外へ行くと、なぜか幼い自分が登場する、印象的な夢を見ます
その場所へ行きたいと見つづけた夢がその地に積まれているのかもしれない、と思ったりします
そして、その場所へたどり着いたとき、夢見ていた幼い頃の自分と再会するのかもしれません・・・
再びチームワークに話を戻しますが、家族というのは、人が最初に出会うチームなのかもしれません
そこで傷ついてしまった人は、チームワークを築き上げるのが、人より臆病になってしまうのかもしれません
私が見た夢は、私に忘れていた安らぎを思い出させてくれるものでした
ELCOプログラムで チームワークについていくつか学びましたが、その中で、一番心に残ったのは、こちらでした
・自分が、チームの重要な部分であることを理解すること
今、自分の存在を大切に思ってくれている人がいることを忘れないように、毎日を過ごしたいと思わされています
チームワークが、あなたに幸福な居場所を与えてくれることを祈りつつ・・・
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イギリスで暮らし始めた日本人が、一週間目に思うこと
皆さん、こんにちは
こちらに到着してから、まだたったの4日ということが信じられない程、充実した毎日を送らせていただいおります
当初、クラスの人たちと話すたびに、
「分かりません」
と返って来るので、
「こんな簡単な英語も分からないなんて可哀想に・・・」
と上から目線で思っていたのですが、気付けば、皆、他の人たちとは、大変流暢に会話なさっている!!!
なんてこった!!!
やばいのは、私の発音!!!!!
という訳で、目下、発音が課題なのでした
(今日は「ルール」という言葉が通じず、何回言い直しさせられたか・・・。その後、昼食のネタにされるほどでした)
イギリスで過ごしてみて思わされたことは、やっぱり、モンゴルとは違うということ
日常を普通に過ごすだけで感じていた、あの何がどうくるか分からない緊張感が、全くゼロ!
安心して快適に過ごせます
先進国ってそういうことなんだなぁ、と、改めて思わされています
今日はこの辺で
おやすみなさい
イギリスで暮らし始めた日本人が、一週間目に思うこと
皆さん、こんにちは
こちらに到着してから、まだたったの4日ということが信じられない程、充実した毎日を送らせていただいおります
当初、クラスの人たちと話すたびに、
「分かりません」
と返って来るので、
「こんな簡単な英語も分からないんだ・・・。可哀想に・・・。これから大変だな・・・」
と上から目線で思っていたのですが、気付けば、皆、他の人たちとは、大変流暢に会話なさっている!!!
なんてこった!!!
やばいのは、私の発音!!!!!
という訳で、目下、発音が課題なのでした
(今日は「ルール」という言葉が通じず、何回言い直しさせられたか・・・。その後、昼食のネタにされるほどでした)
イギリスで過ごしてみて思わされたことは、やっぱり、モンゴルとは違うということ
日常を普通に過ごすだけで感じていた、あの何がどうくるか分からない緊張感が、全くゼロ!
安心して快適に過ごせます
先進国ってそういうことなんだなぁ、と、改めて思わされています
今日はこの辺で
おやすみなさい
バーミンガム
皆さん、こんにちは!
金曜日の午後、自宅を出発、いろいろと乗り継ぎながら、土曜日深夜に無事、バーミンガムに到着しました
途中、機材故障があって国際便の出発が遅れ、そのため、その次の乗り継ぎ便を遅らせざるをえなくなるという事態に見舞われたりもしましたが、まぁ、想定内でしょう!
長時間のフライトを支えてくれたのは、隣の席に座った島根から来た女の子とのおしゃべり
ツアーで来ていたそうですが、元々乗るはずだった飛行機が雪で遅れ、急遽、別便になったのだとか(その別便がまた機材故障で遅れたわけですが)
彼女は、フランクフルトで乗換え、スペインへ向かうとのことでした
さてさて
フィンランドから来た子が、「ヘルシンキから4時間で着いた」なんて言ってて、ヨーロッパから、見れば日本って最果てなんだなぁなんて思わされています
ちなみに、フライト時間は直行便で12時間、時差は9時間
もちろん時差ボケのオマケ付き!
文化・言語にも壁があります
ヨーロッパ諸国の子達曰く、英語はそれぞれの言語に音が似ているので、比較的学習しやすいとのこと
「日本語は、発音が全然違うね」
とのことで、
「そうだよ。『あ、い、う、え、お』」
とやったら、めっちゃ笑われました
笑われてるだけならいいけど、話すたびにめっちゃ聞き返されてる私
どっち向いても、得する要因が見当たらないぞ、日本人・・・
飛行機もネットもない時代、漱石はさぞ大変だっただろうな・・・
最初の授業に、部屋からそのままスリッパで行ってしまった私
クリフ先生が最後に「他に何か聞きたいことは?」と質問されとき、ソフィー先生という若い女性の先生が手を挙げて、
「授業にスリッパで出るのは、かまいませんか?」と質問
すると、それまで黙って座っていたマクゴナガル先生を優しくした雰囲気のクリスティー先生が、
「授業にスリッパで出てはいけません。火事が起こったとき、逃げ遅れるといけません。それに、何かあって、急に外へ出ないといけないとき、スリッパだと足が寒いでしょう」
と答えられ、イギリスは注意の仕方もスマートだなと思わされたのでした
(もちろん、次から、ちゃんと靴を履いていきました)
ではまた!
バーミンガム
皆さん、こんにちは!
金曜日の午後、自宅を出発、いろいろと乗り継ぎながら、土曜日深夜に無事、バーミンガムに到着しました
途中、機材故障があって国際便の出発が遅れ、そのため、その次の乗り継ぎ便を遅らせざるをえなくなるという事態に見舞われたりもしましたが、まぁ、想定内でしょう!
長時間のフライトを支えてくれたのは、隣の席に座った島根から来た女の子とのおしゃべり
ツアーで来ていたそうですが、元々乗るはずだった飛行機が雪で遅れ、急遽、別便になったのだとか(その別便がまた機材故障で遅れたわけですが)
彼女は、フランクフルトで乗換え、スペインへ向かうとのことでした
さてさて
フィンランドから来た子が、「ヘルシンキから4時間で着いた」なんて言ってて、ヨーロッパから、見れば日本って最果てなんだなぁなんて思わされています
ちなみに、フライト時間は直行便で12時間、時差は9時間
もちろん時差ボケのオマケ付き!
肉体的ハンデもさることながら、文化・言語にも壁があります
ヨーロッパ諸国の子達曰く、英語はそれぞれの言語に音が似ているので、比較的学習しやすいとのこと
「日本語は、発音が全然違うね」
と言うから、
「そうだよ。『あ、い、う、え、お』」
とやったら、めっちゃ笑われました
笑われてるだけならいいけど、話すたびにめっちゃ聞き返されてる私
どっち向いても、得する要因が見当たらないぞ、日本人・・・
飛行機もネットもない時代、漱石はさぞ大変だっただろうな・・・
最初の授業に、部屋からそのままスリッパで行ってしまった私
クリフ先生が最後に「他に何か聞きたいことは?」と質問されとき、ソフィー先生という若い女性の先生が手を挙げて、
「授業にスリッパで出るのは、かまいませんか?」と質問
すると、それまで黙って座っていたマクゴナガル先生を優しくした雰囲気のクリスティー先生が、
「授業にスリッパで出てはいけません。火事が起こったとき、逃げ遅れるといけません。それに、何かあって、急に外へ出ないといけないとき、スリッパだと足が寒いでしょう」
と答えられ、イギリスは注意の仕方もスマートだなと思わされたのでした
(もちろん、次から、ちゃんと靴を履いていきました)
ではまた!
ただ今、パッキング中・・・
いよいよ出発が明日に迫り、ただ今、せっせとパッキングしております
20キロに収めないと、超過料金がかかってきてしまうのに、年を重ねるとこだわりも増えるようで、荷物がどうしても減りません
「もう払おうよ。今日は寝よ」という内なる声が聞こえてきます・・・
どうしよう・・・
明日、考えるか・・・