ナオコの旅

持っているものでやり遂げる 喜んでしようと思ったとおりに

思い出にふける間もなく・・・

さてさて
のんびりタンザニアの思い出にふける間もなく、予定外のスケジュール変更により、まさかの1日半のロンドン観光を経て、私は只今、エジンバラに来ています

事前に予約していたB&Bが見つからないというハプニングにより、タクシーの運転手さんが案内してくれるバジェットを回ること三軒目、ようやく空いている部屋を見つけることができたのでした

ロンドンの一人部屋が懐かしい・・・
ロンドンで私が滞在したのはOMが運営している宿泊施設MANNA HOUSE
部屋は可愛らしいし、ホストファミリーはフレンドリーだし、あまりの居心地のよさに、その後の予定をすべてキャンセルして、ここにいようかと思ったほどでした
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(MANNA HOUSE 「テラコッタ」の様子)

が、やはり
始めの予定は変えないのが、私の旅のセオリー
思い切って、当初の予定通り、列車の旅へ出発したのでした
今夜はのんびり、楽しかったタンザニアのことを書こうと思ってたのになぁ・・・

はてさて明日からどうなることやら・・・

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(タクシーから見た、エジンバラの夜景)

タンザニア

さて楽しかったタンザニアでの日々に別れを告げ、旅の出発地点イギリスへ戻って参りました

思い起こせば2ヶ月前、イギリスタンザニア間の航空チケットの安さに驚き、この機会にタンザニアへ行ってみたいという思いが与えられたのでした


タンザニアでの11日間は、大変贅沢な時間を過ごさせていただきました


いつもの旅のように走り回って好奇心を満たすというよりは、目を閉じて、心地よい風に吹かれながら、天国の前味を味あわせていただいたような・・・そんな日々でした

神様からのご褒美だったのかも

 

これまで、タンザニアといえば、アフリカ、マサイ、たまにシーラカンスが採れる、くらいしか知らなかったのですが、私の中のタンザニアのイメージが大きく変わりました

 

タンザニア、最高!

 

料理は美味しいし

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(といっても、ほとんどY先生のご自宅で、手料理をご馳走になってた訳ですが)


景色は綺麗だし天気は快晴❗

街に溢れるアフリカ独自の鮮やかな色彩は、インスタ映え確実❗

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部屋は朝食付きの南国風のおしゃれなB&B(とってもリーズナブルでした。途中から、部屋がダブルベッドとバスルーム付きの部屋にランクアップ)に滞在

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そして、言葉がわかりやすい!

スワヒリ語は日本語同様、母音と子音の組み合わせなのだそうです

今回、私が覚えたスワヒリ語は、

 

・アサンテ=ありがとう

・アサンテサナー=どうもありがとう

・カリブ=近くOR ようこそ

・サワサワ=OK

・モジャ=1

・リフィキ=友達

・チョー=トイレ

 

くらいですが、お借りした「旅の指差し手帳」を使って、書いてある通りに読むと、ちゃんと通じました

おお❗感動❗


思い起こせば楽しくない瞬間がなかった旅でした

まだもう一人の自分がタンザニアにいて、あの時間の続きを生きているような気がして仕方ありません

誰かの発した何気ない一言、ふとした瞬間の景色、そんな一つ一つが、記憶の中で真珠のように輝いています


帰る時、Y先生のお子さんのMちゃん(10歳)は手作りのブレスレットを、Kくん(5歳)は、「これがあれば、早く起きられるよ」と言って大切にしていた玩具の時計をプレゼントしてくれました

一緒に過ごした時間をこんなにも大切に思ってくれてるんだなぁと、嬉しくなりました


タンザニアの皆様、タイムマシンがあったら、ぜひもう一度戻ってみたい、素敵な時間をありがとうございました

またお会いできる日を、心から楽しみにしています


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タンザニア前夜

皆さん、こんにちは!
光陰矢の如し、タンザニアに到着してから早くも一週間が経ちました
たった一週間前までイギリスにいたことを忘れてしまいそうなくらい、こちらの生活に浸っております

元々、タンザニアへは一人で来ようと思っていた私
友達二人が一緒に行きたいと言い出し、三人でチケットを取ったものの、それぞれの事情により、二人ともまさかのキャンセル
結局、私は一人でこちらに来ることになったのでした

その関係で、タンザニアに出発する数日前に、突然、航空会社の手違いで、フライトスケジュールが変更になりました
私は予定より早く、深夜のうちに寮を出て、ロンドン行きのバスに乗って空港へ向かわなくてはならなくなってしまったのでした


修了式も終わり、先生方との食事会もすんで、いよいよ今夜出発という最後の夜、大慌ててでパッキングしてたら、エレンが「ノアコ、最後に皆でラウンジのテレビで映画を見よう」とやって来ました

行きたいのはやまやまだけど、パッキングが終わらないことにはどうにもなりません
私はあとたった数時間後には出発しなければならないのです

「今は行けない、パッキングが終わらないんだ」
と言うと、エレンはあからさまにムッとした様子で、「今夜は皆最後なんだ、ノアコは今夜出発するし、私も明日の朝に出るし」と、あれこれ言って粘ってくるので、
「わかった、あと5分で行くから」
と何回か言うと、エレンはしぶしぶといった様子で、部屋を出て行きました

いや、今夜が大切な夜だってことは私もわかってるんだ、でもパッキングが終わらないんだ・・・
そもそも私の出発時間が早まったのは、エレン、あんたにも関係あるんやで・・・

5分後と言ったものの、30分かかってどうにかこうにかとりあえず形だけパッキングを終わらせて、ラウンジへ向かうと、皆はまだ、Amazonで映画を選んでいる最中でした

「おお、ノアコが来たぞ」
「ノアコ、見たい映画はあるか?」
私に気を遣って聞いてくれるシメオン(ドイツ人)を尻目に、ジャッキー・チェンの「ラッシュアワー」を選択し、さっさと流し始めたジー(イギリス人)
そして、それを黙って受け入れる私(日本人)

映画を観ている間、私の頭の中にはずーっと疑問が渦巻いていました
なぜ、人生でもっとも忙しいこの瞬間に、私はジャッキー・チェンを観てるんだ・・・?日本で暇でどうしようもないときでさえ、観ようと思ったことがないのに・・・


やがて、喧嘩ばかりしていたジャッキー・チェンクリス・タッカーの絆も深まり、ストーリーは終盤へ
クライマックスに向けて盛り上がっていく映画を非常に冷静に見つめながら、何一つ面白いと思わなかった映画だけど、この映画がこのまま終わらなければいいのに、と心の底から思いました

やがてさよならを言う時がやってきました
あと数時間で、私はここを去ってロンドン行きの深夜バスに乗って、一人でタンザニアへ向かうのです

一緒にタンザニアへ行くはずだったメンバーの一人でルームメイトでもあったジユンが、
「一緒にタンザニアへ行けていたら、ここまで寂しくはなかったのに」
と言ってました


皆が次々に私のもとにやってきて、お別れを言ってくれました
カロリーナ(フィンランド人)も、陽気なタベア(スイス人)も泣いていました
いろんな思い出が走馬灯のように巡ります

誰かが
「ビッグハグをしよう!」
と言い出し、気付いたら円陣に組み込まれていました
そのまま、一人ずつ、感謝と祝福を祈り合いました

皆、なかなか、部屋へ戻ろうとしませんでしたが、やがて一人去り、二人去りしていきました
そんな中、エレンは一旦去ろうとして立ち止まり、感に堪えないといった表情で、
「ああ、ノアコ!」
と戻ってきました
私もなんだか泣けてきました
なんで一緒に行けなかったのかなぁ・・・

「エレン、一緒に行きたかったね」
「うん、私も行きたかった」
「エレン、ごめんね。本当にごめん。なんでこうなっちゃったのか、全然わからないよ」
「うん。私もわからない」
「でもきっと神様の計画だったんだと思う」
「私もそう思うよ。だから、楽しんできて」


涙々で別れたその数十分後、廊下でばったり、シャワーに向かうエレンと再開してしまったのでした
 

初めて見たな、照れ笑いするオランダ人・・・


その後、アムステルダム空港にて次の便が大幅に遅れ、ナイロビ空港のケニア航空のラウンジで一泊することになったり、翌朝、飛行機から見事なキリマンジャロが見えたり、といろんなことがありました
  
というわけで、今日はこの辺で



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どこか狂気めいたものを感じさせるアート(アムステルダム空港にて)


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上空から見るキリマンジャロ(ナイロビ空港経由)

About my english learning 最後の一週間に思うこと

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皆様、こんにちは!

長かった学びの日々も、ようやく終わりが近づいてきました

帰国を前に、今感じていることをまとめておきます

 

のらりくらりやっていれば、あっという間に帰国日だろう、と甘くみていた私は、想像を超えたハイレベルな授業に、早朝にまで起きて予習せざるを得なくなりました

これまでの人生で一番、勉強したかもしれません

 

が、英語は言葉 結局話せてなんぼ

私の致命的な欠点、それは・・・・ここへ来てまさかの引っ込み思案・・・

そしていくら勇気を振り絞って発信したところで、通じなければ何の意味もない・・・

 

一番最初の授業で、先生の一人、ステファニーが、「英語には様々ななまりがあるのだから、あなた方は自国の文化を尊重しなさい、なまりを矯正する必要はないのよ」と話してくれましたが、日本人と話をしたことがないという人がほとんどのこの場所で、ここまで言葉が通じないと自国の文化も何もあってもんじゃありません

どうして、こんなになまっているのに通じるんだ!?というクラスメイトのスパニッシュを尻目に、ひたすら音を矯正することから、私の日々は始まりました

 

そうして、日々、葛藤に葛藤を重ねる私を、先生方は全力でサポートしてくれました

過酷だったのは、一ヵ月半を過ぎた辺りで、クラスメート達がぐんぐん上達していったこと

クラスメート達が楽しそうにしている横で、内心「なんでお互いに聞き取れてるんだ!?全然分からん」と混乱することしばし

クラスメートは、皆、天使のようにいい子たちばかり

が、時にその笑顔に傷つくこともしばしば

ああ、どうにもこうにも私という人間は、繊細すぎる・・・

文化が違いすぎると、発音も文法も常識も笑いのツボも、当然、違ってくるわけで、なんで日本ってヨーロッパからこんなに離れてんだろうなー、なんて思いながら、世界地図を眺めてました

 

三ヶ月間、自分の能力と格闘してみた結果、思うのは、大切なのは続けるということ

 

聖書の中に、こんな言葉があります

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。(詩篇37;5)」

ゆだねる=リラックスする

信頼する=自信を持つ

つまり、成し遂げられるその日まで、続けるということ

 

いよいよ、ラスト一週間

リラックスしながら、自信を持って、最後まで走り抜けたいと思います!

 

 

 

Hello!

I will go back to Japan soon.

So I write my thoughts.

While here I got up early in every morning to prepare for English classes.

Because it was very high-level.

I may have studied most hard in my life.

English is language.
It is meaningless if I cannot talk to other people.
My fault was that I was too shy.
I tryed to talk to my best, but they couldn't understand my English first time.

My days started from correcting the pronunciation.

Every day, My teachers supported me.

Now I think that the important thing is to continue.

There are such words in the Bible.

"Remain in your way to the Lord. Trust in Him. The Lord will do it. (Psalm 37; 5)"

Remain in your way = relax

Trust = Have confidence

In other words, to continue until the day that it can be achieved.

 

Last 1week.

I want to relax and have confidence and run through to the end.

Thank you for reading.

イギリス暮らし7週目にして思う4つのこと

みなさん、おはようございます!

今、こちらは3月3日日曜日朝の8時です

昨年末に、無事に公立中学校での働きを終え、新年早々大陸を飛び越え、UKへとたどり着いてから、私のバーミンガム、OMセンター暮らしも8週目に突入しようとしております

ちなみに、ともに生活しているメンバーは、チリ人、オランダ人、韓国人、スイスジャーマンと実に様々です

というわけで、私がこれまで気がついたことを、まとめておきたいと思います

 

1、イギリスとモンゴルは全然違う 

当たり前ですが、一口に外国といえども、十国十色

モンゴルで感じたあの異文化感は、こちらではさほど感じません

そういう意味では、日本とイギリスは似通っている点が多くあるように思います

特に、身なりへのこだわりや、人への接し方、距離感などが似ているように感じています

年配の女性の方が、おしゃれで素敵なのもよく似ています

 

 

2、みんな日本文化を知らない 

ある日、時間に遅れて、食事を食べ損なったことがありました

ご飯だけ残っていたので、部屋から永谷園のお茶漬けを持ってきて、食堂で緑茶を作ってたら、いつのかにやら、周りにクラスメートが集まってきて、写真やら動画やらで撮り始めました

「あっち行ってよ」

と追い払おうとする私に対し、

「気にするな。そのお茶はどうするんだ。かけるのか?」

と、携帯を向け続けるクラスメート

その後は、質問の嵐でした

たかがお茶漬け一杯で・・・

 

また、ある時は、自室でルームメートと話しながら、なんとなく、そばに置いてあった耳かきで耳の掃除を始めたら、急にルームメートが驚いて、

「ナヨコ!!それは一体何!?」

「え?何?」

「その持ってるヤツ!」

「え?(私、何か持ってる・・・?)あ、これ?これは耳を掃除する道具だよ」

「ちょっと見せて!オオ!日本人はなんて賢いの!!イギリス人は綿棒を使うのよ!」

 

同様に、100均で買って持っていった、洗濯物干しや洗濯ばさみがジャラジャラついた洗濯ハンガーも、多大なる関心を得たのでした

 

授業中、指示が出されたとき、なんとなく後のことを考えて、一つ二つ、事前に段取りしてしまうのですが、それもまたこちらの方々には興味深いようです

私からすると、「ええ!なぜ、先にそっちを!?」と思うのですが、やはり文化の違いなのでしょう

 

ついでに

毎朝6時前に起きていたら、ルーミーから「ノアコが寝ているのを見たことがない」「きっと日本の最新のテクノロジーに違いない」とのことでした

 

 

3、すべてがホグワーツに見える瞬間がある

「はじめまして」の方が、どちらかというと年配目の方で、華やかな化粧、鮮やかなファッションをなさっている場合、なんだか自分がホグワーツに迷い込んだような気持ちのなります(精一杯の表現)

 

 

4、己の個性が際立つ

多国籍なクラスメートとの生活は、一人ひとりの個性を引き立てます

これまでは、例えるなら、白か黒かで言えば、まぁグレーだな、くらいの感覚でしたが、ここにいると、自分は千色、万色ある中のたった1色なのだと気付かされます

長所が短所であり短所が長所であるということも、よく分かります

これまで考えたことがありませんでしたが、私自身のまぁ、神経質なこと!クラスメートたちに比べ、あまりにも細かすぎて、驚くばかりです

 

 

ほかにもいろいろと書いておきたいことがあるのですが、続きは次の機会に

 

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なんかちょっと聞こえてきた・・・

あれ?もしかして、あなた、英語を話しておられるのでは???

という風に、突然、英語がクリアに聞こえるようになってきました(今まで何をどう聞いてたんだって話ですが)

喜んでたら、今日はじめてメンターのジョン先生との懇談があって、そこで、

「君は、文章力は最高だが、スピーキングは最低レベルだよ。スピーキングが悪いということは、リスニングも悪いってことだよ」

と、とうに分かっていたことを、ようやく三週間目に突入した今日になって!今更!改めて!面と向かって!堂々と!宣言され、びっくりしました

だから発音悪くて困ってるって、何度も言いましたよ、私は・・・

この文章を読んでみろ、と言われ、言われたとおり読んでみたところ、その中でも特にCALLの発音ができていないと指摘され、

「Lの発音ができないんだな。そうだな、FULLって言ってみて」

「フル」

「おお!君はFもダメなんだったな」

という、なんとも悲しい本日のやり取り・・・

 

二週間に一度と言われていた個人レッスンですが、そんなわけで、来週からジョンとの発音レッスンが週一で始まることになりました

来週からは、ステファニーの発音の授業(グループレッスン)も始まります

ちなみに、私はステファニー先生が大好き

お茶目で可愛らしくて、いつも私の話を聞いてくれ、安心させてくれて、笑わせてくれるステファニー

あんな風に年齢を重ねたいなといつも思わされています

 

それにしても、英語で言われたことを、日本語になおすのって面白いですね

日本語だとニュアンスがいろいろ表現できるってことを、改めて感じます

 

ではまた

See you!

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イギリスで英語を学ぶ日本人が、二週間目に思うこと

先週末から、英語の授業が始まりました

「主語がSで、述語がV」なんて軽くすっ飛ばして、動詞の時制を学ぶところから始まっております(!)

英語で進行形や過去完了を学ぶ日が来るとは…

日本語でだって理解できなかったというのに…

一番聞き取れないのが、クリフ先生

お手本みたいなブリティッシュイングリッシュで、授業中、何度も絶望感を味合わせてくれます

クリフ先生の不定詞の授業があまりのチンプンカンプンで、授業後、先生に訴えると、

「大丈夫だ、心配要らない。全部理解する必要はないんだ」

と、慰められました

そして、その後もまったく容赦なし!

 

後で録音を聞き返してみたところ、すごい回数、名前を呼ばれて、指されまくっていました(もはや日本語もなんか変)

 

クラスを見回してみると、たった一週間で目に見えて成長している人、ついていけずに打ちひしがられている人、あまり何も気にしていない人などいろいろです

 

はてさて、どうなることやら・・・

 

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