ナオコの旅

持っているものでやり遂げる 喜んでしようと思ったとおりに

私がブログを始めた理由

今日は日曜日。

ページのデザインを変えてみようと思ったのだが、今朝アップした写真が強烈過ぎて、おしゃれなデザインも、シンプルなデザインも、可愛いデザインも、恐ろしくしっくりこない。

結局、元に戻した。

 

私がブログを始めた理由は簡単で、この夏、旅行で撮った写真がたまってきたからである。

写真については、最初、私の住む寮(寮については、またいつか書きます~)でシェアしようと思い、挑戦してみたのだが、私の拙い英語&モンゴル語では、見せられた人が著しく混乱に陥ってしまうことが分かり、すっぱり諦めた。

 

FBでちょこちょこアップしてみたものの、物足りない。

そもそも、FBの近況欄をいつまでも思い出アルバム代わりに使っていいのか、という疑問もあり、誰かに突っ込まれる前に、思い切ってブログを始めた次第である。

 

若かりし頃、軽い気持ちで履歴書を送った番組の制作会社から、自宅へ電話がかかって来たことがあった。

課長だか何だかの肩書きを持ったその人は、

「何かを作るということは、バケツをひっくり返すのと同じで、自分の底の底まで、人目にさらす覚悟がないとあかん。」

と言い、作れば作るほどバケツの底が見えてくること、自分が今まさにその苦しみの中におり、バケツをどれだけひっくり返してももう何も出てこないこと、そして、それがどれほど恐ろしいことかと語った。

「バケツの底がない人もいるんですか?」

と尋ねると、一瞬の後、

「おる。」

という答えが返ってきた。

そして、バケツの例え話を散々いろんな角度から繰り返した後、

「バケツの底をさらす覚悟があるなら来い。」

と言って、電話を切った。

覚悟どころか、バケツさえ持たない私は、静かに受話器を置いた。

 

・・・何となく、バケツの話を思い出したので、書いてみた。あの人、誰だったんだろうなぁ・・・。