モンゴルとナルト
こちらでも、マンガは大人気です。
本屋に行けば、『ワンピース』や、バスケ人気によるものか、『スラムダンク』なんかも置いてあります。モンゴル産のマンガもあります。(前に見たものは、背景が真っ白でしたが。)
日本語を話せる若者達も、アニメやマンガ経由が多いようです。
以前、お手伝いさせていただいた、モンゴル日本センターのイベントでは、若い女の子がアニソンを歌いこなしてました。
昨年、ハイラアスト地区にある、ワールドビジョンのオフィスを訪ねたら、子ども達が描いた絵の中に、ナルトがいました。
色々と難しい環境の中で、様々な国からのサポートを受けて学んでいる子どもが描いた、ナルトです。
「ジャンプ、いい仕事してるなー!」と、感動しました(※名前を消すため、ちょっと加工済み)。
私が住んでいる寮でも、以前、ナルトが流行っていました。
日本語を知らない子達が、手作りの手裏剣やクナイを見せてくれたり、「シャリンガン」とか、「先生」とか、言ってくるのが面白かった。
子ども達は私よりナルトに詳しく(当たり前か)、
「誰が好きなの?」
と尋ねると、キラキラした瞳で、知らない名前を答えられ、自分から聞いておいて知らないとも言えず、
「ああ、〇〇ねぇ~。敵でしょ(何となく音的に)。強いよね。私も好き。」
苦し紛れに答える、ダメな大人。
忍者は本当にいるよ、って教えてあげたら、半信半疑の顔をしてました。
(先日、市内のお土産屋さんで見つけた1枚)