本物のクリスチャン
今さっき、お隣の長男君が、ご両親と一緒に空港へ向けて出発するのを、寮の人たちとお見送りしてきました。
彼はこれから徴兵のため、2年間、軍に入隊するのです。
先日、彼のお父さんが、「2年後、彼がここに帰ってくるかどうかは分かりません」と穏やかに話されていました。
韓国では、「本物のクリスチャンかどうかは、除隊後に分かる」という言葉があるそうです。
軍の中で信仰を守り通すというのは、それほど難しいことなのでしょう。
そして、敬虔なクリスチャンであるご両親のもとに育てられた彼が信仰を捨てるということは、おそらく家族を捨てることを意味するのでしょう。
ご両親がどれだけ心を注いで子ども達を教育してこられたかを聞いていただけに、そんな風に話されたお父さんの気持ちを思うと、とても切なくなりました。
さて、今日は夕食後、食堂でテキストを広げて勉強してみました。
通りがかった人に相手をしてもらおうという作戦です。
最初、遊んでいた子どもに声をかけ、一緒にテキストを読んでもらっていたのですが、たまたまロシアから来た日本語も分かるKさんが通りがかり、親切にも、時間を割いて、モンゴル語だけでなく、ロシアについても色々と教えてくれました。
私には、ロシアといえば、マトリョーシカとスプートニクと、ヒゲモジャの作家が、天才と狂気の狭間で、借金に追われながら、ひたすら小説を書いているイメージしかなかったので、とても新鮮でした。
いつかロシア行ってみたいなー。
あと、ブログに書くと、緊張感が生まれて、目標が達成しやすいそうなので、思い切ってこちらに書いておきます。
これから1年間で、英語1000時間やります。できるだけ楽しみつつ、がんばります。
(アルハンガイにて)