ナオコの旅

持っているものでやり遂げる 喜んでしようと思ったとおりに

GWが終わっていく…

ご無沙汰しております!

2017年のGW、万緑が目に鮮やかな季節となりました。

皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

 

私は、毎日、何やかんやとやることがある、という幸いな休暇を過ごさせていただきました。

オフと見せかけて、実家の槙の木を切るなど、とにかく充実したGWでした。

完全オフとなった今日、なんとか、明日締め切りの課題を終え、ホッとしています。

 

さて、KBIでの三週間コースも終え、明日からいよいよ本科が始まります。

同室だったAさんが3週間コースを修了して帰宅されたので、この本科からは同じ学年のT子さんと同室になります。

Aさんとずっと笑って過ごしたみたいに、Tさんとも楽しく過ごせるといいなぁ。

 

KBIでは、課題や打ち合わせ時間など、すべての連絡がラインで回ってくるのですが、いかんせん、ケイタイを持っていない私は、周囲の方のお世話になりっぱなし。

これではいかーん、と思いつつ、なかなかスマホを持つ踏ん切りがつきません。

 

とにもかくにも、和をもって貴しとなされる日本における寮生活。たった2年弱離れていただけなのに、日本スタイルがどうにも思い出せず、正解を出すのに、日々手探り状態。

自分ではあまり気づいていなかったのですが、どうやら、セカンドカルチャーショックといか、逆カルチャーショックの風をまともにくらっているようです。

服装にしても髪型にしても、流行を追うのがバカバカしくなってしまって…、もはや女性として致命的…。

教会の中高生の女の子たちからは、「ピンクを着たらええねん!」というかわいいアドバイスをいただきましたが。

ピンク…。

似合う気がせん…。

 

自分が「2年生」と呼ばれることが、恥ずかしいやら、こそばゆやら…。

集合写真なんて、自分にはもう縁のないものだと思っていたので…。

誰もが当たり前に過ごす学生時代が、どれだけ特別で、人生の中が輝いていたかを、改めて思い起こさせられています。

こうしてタイムスリップするみたいに、若者たちの中に戻されて、もう、なんとも言えない不思議な気持ちです。

若い人たちの揺れ動く繊細な感情がなんとも愛おしく、スマホも持ってない厄介者のくせに、「ガンバレー」と応援したくなります。

でも、気が付けば、自分も一緒になって、笑って、泣いて、喜んで…。

神様のくださるプレゼントって、本当に不思議です。

神様を知らずに過ごした十代、二十代。

もし神様を知っていたなら、こんなんだったんだよって、神様が私に見せてくださっているのかもしれません。

 

モンゴルでは、ずっとしがみつくみたいに、神様にお祈りしていた私。

あの頃の日記を読み返してみると、本当に自分が書いたんだろうか、と思えるほど、研ぎ澄まされた信仰の思いが書き綴られていました。

あの2年が私に与えてくれたものの大きさを知り、今更ながら、モンゴルで出会わせていただいた人たちに感謝しています。

友人のこと、子供たちのこと、お世話になった先生方のこと、教会のこと、日本語講習会のこと、アルハンガイで過ごしたこと…、毎日、毎日、思い出さない日はありません。

これからもきっと神様が私にいっぱい素晴らしいものを見させてくださるんだろうなぁ。

楽しみです。