残暑お見舞い申し上げます
皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
長らくご無沙汰しておりました
ちょっと動いただけでTシャツが汗びっしょりになり、一歩外へ出ただけでジリジリと日焼けする日本の夏を、新鮮な感動とともに、体感させていただいております
■8月15日の思い出
さて、気が付けばもう8月も半ば
昨年の今頃はモンゴルで過ごしていたわけですが、8月のある日、ロシア人と中国人と韓国人とモンゴル人の友人たちと同じテーブルに着いていて、皆が、
「私の国では、今日はパレードだ」
「え?そうなの?私の国もだよ!」
「私も!」
というような会話が始まって、
「ナオコの国はどうなんだ」
と聞かれて、
「なんで、8月15日にパレードするんだよ。戦争に負けた日なのに」
と思い、(あ、そうか、そういうことか)と、改めて日本が敗戦国であることに気が付いたのでした。
私以外は、皆、戦勝国側だったわけです
世界には8月15日にお祝いする国もあるのだと思い至り、不思議な気持ちになりました
もし日本が戦勝国側だったら、別の国に原爆を落とれていたら、悲しみも苦しみを知らずに、パレードしていたのかなぁ、なんてことを思わされたのでした
そして、こういう考えは、痛みを知る側の発想だなぁ、とも・・・
いつかこの日が、互いに分かち合い、祈りあえる日になればいいな、と思われたのでした